6学年の家庭科の学習内容に献立づくりという学習があります。「くふうしよう楽しい食事」という単元の中の一つの活動であり,多くの小学校では,献立を考えて栄養のバランスを確かめてみることでおしまいになるところでしょう。ところが,新浜小学校はそこでおしまいになりません。
栄養士の山口由紀子先生と6学年の担任の先生方とで話し合い,協力し,子どもたちが考えた献立を実際に給食の献立として提供する学習に挑戦しています。
まず,山口先生が各教室に行き献立の作り方を教えます。
次に,グループごとに献立を作ります。その際,学習した栄養のバランスを確認したり色合いなども考えたりして作ります。クラスの代表になると自分たちの考えた献立が給食になって出されるので,子どもたちのやる気が高まります。さらにプレゼンテーションの準備をして,行います。全員のプレゼンテーションが終わった後に,一人二つのグループを推薦し投票します。最も票を集めた献立が給食になります。
恵方巻き風海苔巻 イワシのから揚げ きんぴらごぼう すまし汁 早春果物ぞえ団子
写真のメニューは,6年4組から選ばれた献立です。こうして出来上がりました。
子どもたちは,栄養のバランスの大切さとともに,お家の人や栄養士の山口さんがとても大変な思いをして食事を考えていることにも気づきました。
食は子どもの健やかな成長を支える大切な一つです。
子どもたちが意欲的に学べるような環境を作ってくださった先生方,そのなげかけに応えてがんばってくれた子どもたち。いつもより多い品数を作るのに普段以上に働いてくれた給食室の方々。今日の給食は,新浜小学校の学校自慢の一つです。
今回は6年4組から選ばれた献立です。後日,1組2組3組が続きます。
毎日更新しています給食ブログでお楽しみください。
校長 石原一幸