2018年9月26日水曜日

日々感動 日々進新 NO29


相撲部の話と 子どもの様子をみて思うことをお話します。
 
9月21日,第61回市川市小学校相撲大会が市川市塩浜市民体育館相撲場で行われました。昭和32年から続いている大会です。今年も相撲部の子たちはがんばりました。
夏休み期間の8月の下旬から相撲部は始まりました。暑い毎日でした。朝8時30分から10時過ぎまで練習しました。行徳駅近くで飲食店を営む松本勝史様が今年も子どもたちの指導に来てくださいました。元朝日山部屋、鷹丸の四股名の力士だった松本様から本物の指導を受けられた子たちは幸せでした。そして菊池先生を中心とした先生方の声も子どもたちには力となりました。最終的には19名の子たちが相撲部に参加し,まわしをつけて練習に励みました。
団体戦は 425263名の7名が選手として対戦します。
1回戦 信篤小学校とは52敗で勝ち,2回戦塩焼小学校とは4勝3敗で勝ち,3回戦中山小学校とは2勝5敗で敗れ,惜しくも団体戦トーナメントには出場できませんでした。
続いて,個人戦が行われました。新浜小学校は,宮崎強志君が出場しました。1回戦国分小,二回戦菅野小、3回戦中国分小,4回戦南行徳小を勝ち抜き,決勝に進出しました。
決勝の相手は富美浜小学校の選手。身長は宮崎君よりも15cmくらい大きい児童でした。また,彼は団体戦には出場せず,個人戦一本に絞ってきた相手でした。団体戦も戦ってきた宮崎君とは疲れ方が違うので心配でした。
「はっけよい」
合図とともに相手の胸に入り突き上げ,相手に相撲をさせず一気に押し切りました。見事,個人優勝となりました。
優勝した宮崎君は大粒の涙を流しながら戻ってきました。喜びが一気に吹き上げてきたようでした。
選手として選ばれた児童はみな精一杯戦いました。そのほかの児童は試合では力の限り応援し,出場前は声を掛け合い,気持ちを高めあいました。一緒に目標を高く持ち頑張ってきた仲間同士の絆を感じました。
子どもたちの姿に今回も感動しました。
 
9月の始め,身体計測をしました。子どもたちはそれぞれ夏を終えて成長しています。高学年には私の身長を夏で超えた児童もいます。そんな中,上履きが小さくて入らないという子がいました。足も大きくなっているんですね。かかとを踏んでいることが多いなあと気になり声をかけてわかりました。その子は新しくなっていましたが,他にもそういう子がいるかもしれません。                   校長 石原一幸