先週は6年生の卒業証書授与式が行われました。
子どもたちはとてもいい顔をして,卒業証書を受け取ってくれました。
式の中でのお祝いの言葉の中で,子どもたちにはこのようなメッセージを送りました。
「みなさんは未来を生きる子どもたちです。未来を作っていく子どもたちです。
詩人谷川俊太郎は「子どもには子ども時代にしか刻めない年輪がある」と話しました。大木にも若木のときの年輪があります。子ども時代にしっかりと身につけることは何か。それが、かしこく・すこやかに と学校は考えました。
かしこくは 正しく判断し行動することを大切にします。
すこやかに は健康であり、よりよく生きようとする活力を大切にします。
夢と希望をもって前へ進んでいただき、みなさんがみなさんのお父さんお母さんの年代になったとき、幸せであり周りから頼りにされる人であってほしいなと思います。正しく判断し行動するかしこさと 健康であり,よりよく生きようとするすこやかさは いつの時代でも変わらない大切なものです。」
卒業生,一人一人のこれからの活躍と輝く未来を応援したいと思います。
1年生から5年生は,本日修了式がありました。
5年生の代表児童が壇上で修了証書を受け取りました。
あいさつでは,修了証書を受け取る意味について話した後,このような話をしました。
「今日は学年のおわりの日でありますが,新しい学年の始まりを準備し始める日でもあります。一年をふりかえり,自分でよく考えてほしい。
一つはよくできたところやがんばったところです。かがやきの前期の担任の先生のコメントもよく見直していただきたい。
もう一つは、努力が足りなかったところやもっとこうしたらよかったなあと思うところです。学習や生活,友達との出来事、お家での生活など、ふりかえってみていただきたい。
そして、新しい学年になる4月には,こういう自分になろうと、今よりもよりよい子になるための目標を用意してほしいと思います。
みなさんには,自分の気持ちで自分をよい自分にかえられる、すばらしい力があります。これは他の動物には見られない人の持つ力ですが、その力をどう使うかは君たち次第なのです。
校門の桜が咲き始めました。花が咲く日本の一番美し季節になります。いい準備をして、よりよくなろうという思いに満ちた4月を迎えていただきたい、そのように願います。」
安全でよい春休みを過ごし,新鮮な気持ちで新学期を迎えてほしいと思います。
校長 石原一幸